前回は「妻子あり43歳の退職決断」
について書きましたが、今回はその続きをお話します。
「で、そのあと何してるの?」
…これ、めちゃくちゃよく聞かれます。
というわけで今回は、退職後に実際にやったことをリアルに書いてみます。
退職後、まずは「暮らしの再設計」を始めた。
会社を辞めたからといって、すぐに自由でキラキラした毎日が始まるわけじゃありません。
最初にやったのは、「自分の暮らしを立て直すこと」でした。
会社という“生活の土台”がなくなったから。
会社員って、実はすごく整った環境の中にいます。
毎月の給料、社会保険、肩書き、人間関係、時間の使い方…全部「決まっている」。
でも、辞めた瞬間、それがすべてなくなる。
「今日、何する?」「誰とも会わない1日」みたいな日が普通にある。
つまり、自分で生活を組み立て直す必要があるんです。
その“空白の時間”こそが、本当のスタートライン。
退職して数日は、正直言って落ち着かなかったです。
でも、だんだんと「自分で決める」日々が始まる。
僕が最初の1ヶ月でやったのは、こんなことでした。
【僕が退職後にやった5つのこと】
1. 家計を洗い直す(固定費見直し)
まずやったのは、お金の棚卸し。
・保険の見直し
・サブスク解約
・支出を全て家計簿アプリで可視化
・生活費の「ミニマムライン」を夫婦で共有
「あと何ヶ月暮らせるか?」を見える化するだけで、かなり安心感が生まれました。
2. 毎日のスケジュールを作った
退職すると、時間が無限にあるように感じるけど、それって逆に不安になります。
なので、朝起きる時間、運動、読書、子どもとの時間など、仮スケジュールを自作。
時間に縛られすぎず、でも“流されない”ように。
3. ハローワーク & 雇用保険の手続き
現実的な話、失業保険の手続きは早めにやっておくべきです。
受給までに「7日間+2ヶ月」の待機があるので、のんびりしてると損。
※自己都合退職の場合でも、手続き次第でしっかり給付されます。
4. 家族と「今後」についてとことん話す
実はこれが一番大事だったかもしれません。
妻と:
「お金が減っていく中で、不安にならないためにどうするか」
「収入が安定しない期間、何を優先するか」
子どもたちとは:
「パパが会社を辞めたこと」について、わかる範囲で説明しました。
5. “やってみたかったこと”を1つ始めた
僕の場合は、「Instagramの更新をする」と決めました。
収益化とか関係なく、まずは「更新する」という行動を習慣にすること。
「やってみたかったけど、忙しくてできなかったこと」を1つ形にするだけで、心が前向きになります。
退職後の1ヶ月は、「整えること」がすべてだった。
派手なことは何もしていません。
旅行もしてないし、ビジネスを立ち上げたわけでもない。
でも、「会社に頼らない生活」をゆっくり準備していく中で、
自分の“芯”みたいなものが少しずつ戻ってきた気がしています。
最後に
退職って、「新しい仕事を始めること」じゃなくて、
「自分の人生を生き直すこと」だと思います。
焦らなくていい。でも、何もしないのはもったいない。
ご質問・感想があれば、お気軽にコメントください。
同じように悩んでいる方の力になれたら、嬉しいです。
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