適応障害からの復帰ではなく、“転職”という道を選びました

日常

はじめに

適応障害で仕事を休業していた私ですが、先日、元の職場には戻らず、転職する道を選びました。

「復職か転職か」という選択は、簡単ではありませんでした。
今回はその気持ちや経緯を、少しだけ書いてみたいと思います。

復職を考えた時の葛藤

休業してしばらく経った頃、「そろそろ仕事に戻れるかもしれない」と感じ始めた時期がありました。

でも正直、「またあの場所に戻る」ことに不安しかありませんでした。
環境は変わっていない。周囲の目も気になる。
何より、自分の心がまだそこで安心して働けるとは思えませんでした。

主治医とも相談し、「復職が絶対ではない」「働く場所を変えることも回復の一部」と言われたことで、少し視野が広がった気がします。

転職を決めた理由

私が転職を決断した理由は、大きく言えば「心と体が安心できる場所で働きたかったから」です。

✔︎ 人間関係のストレスを減らしたい
✔︎ 自分の価値観に合う働き方がしたい
✔︎ また同じように壊れてしまいたくない

そんな思いが重なり、「戻る」よりも「進む」ことを選びました。

転職活動中の気持ち

転職活動中も、正直しんどいことは多かったです。
「また働けるのかな」「履歴書に空白があると不利なのでは」と思い、自信を失いそうになることもありました。

でも、「今回は自分を大事にする転職にしよう」と決めていました。
待遇や肩書きよりも、「ここなら無理なく働けそう」と思える職場を探しました。

新しい職場で感じたこと

転職先は、前職とは雰囲気も働き方もかなり違います。
最初は戸惑いもありましたが、少しずつ「安心して働ける」感覚を取り戻しています。

もちろん、不安がゼロになったわけではありません。
でも、「環境を変えることは怖いけど、悪いことじゃない」と心から思えました。

最後に

「同じ場所に戻らない」という選択は、時に後ろ向きに見られるかもしれません。
でも私にとっては、それが**“自分を守る”という前向きな決断**でした。

今、迷っている誰かがいたら、伝えたいです。

「働く場所は、選び直してもいい」
「戻れないんじゃなくて、次の場所を選んでいるだけ」

そんな風に、自分を責めずにいてほしいと思います。

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